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保険料の「一括払い」はほんとうにお得?


保険料の支払い方は、3種類

保険営業マンを通してでもインターネット通販でも、加入する保険の内容が決まり、いざ契約!という時に立ちふさがる選択肢が、「保険料の支払い方」です。保険料の支払い方は、生命保険であれば死亡保険でも医療保険でも「月払い」「年払い」「一括払い」の3種類から選べることがほとんどです。(火災保険など損害保険は「一括払い」しかないことが多いですね。)

にもかかわらず、保険商品の内容をよく検討する人は多いですが、そこで思考力を使い果たしてしまって、この支払い方には無頓着な人が多いのではないでしょうか。しかし、ここをきちんと決めないと、保険選びはまさに画竜点睛を欠くことになります。今回は、特に保険料の「一括払い」の功罪について検討したいと思います!

とにかく保険料は、まとめて支払った方が安い!

保険料を「一括払い」にする最大のメリットは、保険料が安くなることです。
保険会社は契約者から集めた保険料を、運用することで利益を確保しています。一括払いにすると、その分保険会社が運用する期間が長く確保できるわけですから、求められる保険料が少なくなるのは当然ですね。

現在は一括払いの扱いを見合わせているようですが、ソニー生命の学資保険スクエアでは300万円の契約(30歳男性、子どもは0歳男性で18歳時に満期金を受けとる)の総支払保険料が

  • 月払い:約280万円
  • 年払い:約275万円
  • 一括払い:約258万円

となっていました。このように、総支払保険料は「月払い>年払い>>>>>>一括払い」といったイメージで、「一括払い」はとにかく安いのです!

お得な「一括払い」の落とし穴2つ

ともかくお得な保険料の一括払いですが、実はデメリットもあります。

生命保険料控除が1回しか受けられない。

生命保険料控除とは、生命保険・介護医療保険・個人年金保険の3種の保険それぞれの年間支払保険料に応じて所得が控除され、年末調整のときに所得税が還付されるという制度です。3種の保険すべてで満額の控除を受けたとすると、所得税1万2000円、住民税7000円(どちらも税率10%の場合)、合計1万9000円が毎年節税できるという制度です。
この制度は、その1年間に支払った保険料が対象となるので、3種の保険でも「一括払い」で支払ってしまったら、控除を受けて節税できるのは最初の1年間だけになります。ですから、この制度を利用したいのであれば、保険料は「月払い」や「年払い」にした方が結局お得になる可能性があります。

保険で「いちばん得する」チャンスを逃す。

保健という金融商品(特に死亡保険)で契約者がもっとも得をするのは、契約して1回目の保険料を支払った直後に保険金支払いが生じる(死亡保険ならば契約者が死亡するということ)ケースです。安心を買う保険という商品で、突然夢も希望もない言い方をしてしまうのですが、死亡保険なら1000万円もの大金が、わずか数千円の保険料で手に入ることになるのですから、とんでもない「利回り」だと言えるでしょう。
しかしこのチャンスは保険料を「月払い」にしているからこそ生じるもの。保険料を「一括払い」にしてしまってはこのチャンスを逃すことになります。

「一括払い」がオススメできるケースは限定的

とにかく保険料が安くてお得な「一括払い」なのですが、今回ご紹介したように無視できないデメリットも抱えているので注意が必要です。そもそも保険というものは、毎月少ない保険料を支払って、来るか来ないかわからない災厄による出費に備えるというもの。そういう意味では、「一括払い」という方法自体がイレギュラーな存在であることは否めません。
ですが、それでも状況によってはお得な「一括払い」です。落とし穴にはまってしまわないよう、信頼できるプロとよく相談して利用したいですね。

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