160315

最短記録は2日!恋愛を続けられない男が家族をもつとこうなる。


「もう会わない方がいいと思わない?」

これが恋愛関係を終わらせるいつものセリフ。

最短で2日、最長で6ヶ月。

20代前半までは、そんな儚く短い恋愛を繰り返していました。何と言うか、大人に備わっているべき愛情やら、相手を大切に思う気持ちやらが欠如していて、女性と付き合ってみるものの、すぐ面倒になって別れる。

ぼくは恋愛指南書にでてくる「こんな男はNG!」を地で行く存在だったと自負しています。

冒頭のセリフも最悪ですよね。

女性を突き放しておきながら、最後の決定権は相手に委ねる。別れを切り出しておいて、嫌われないための保険をかけたりするんですよね。別れたあとは、一応“俺がフッた”と言えるし。

人を大切にすることを知らないダメな奴でしたし、きっと今もその名残はあるのだと思います。

「最短2日」の恋愛に悩んだ時期

最短2日の恋愛って、本当に最低だと思うんです。

“ワンナイトラブ”って言葉があるじゃないですか。ワンナイトラブって、酒に酔ったとか、前から気になっていた相手と勢いでとか、そんなシチュエーションで発生するものですよね。

「最短2日の恋愛」が最低だと思う理由は、ワンナイトで終わらせる潔さがなく、かと言って相手を大切にし続ける覚悟もない、そんな男がするものだからです。

ワンナイトラブが良いとは言わないけど、2日に比べたらまだマシです。

一時期は本当に悩んだんですよ。

・自分の性格には、決定的な難があるのか?
・結婚なんて夢のまた夢ではないのか?
・家族を持ち、共同生活するなんて想像もできない・・・

女性を大切にできない自分を責めながらも、欲求の赴くままに誰かと儚い恋愛をする。別れの原因が常にコチラにあることは分かっていましたが、また投げつけるようなセリフで別れてしまう。

恋愛関係が終わったあと、友だちになれた女性はもちろんいません。たまにFacebookの「友だちかも?」で見つけたりもするんですけど、友だち申請なんか、できるわけありません。

あのときは本当にすみませんでした。

「結婚」を身近なものにした姉のハワイ挙式

最短2日、最長6ヶ月の恋愛しかできないのですから、「結婚」や「家族」を意識したことはありませんでした。貯金や生命保険とはかけ離れた場所で生きていたぼくは、20代前半にして“一生独身宣言”をする始末。

自ら孤独を背負うようにして生きていたのに、「姉の結婚」で何かが変わりました。

3つ年上の姉が結婚するとのことで、ハワイまで向かいました。結婚への興味がゼロだったぼくは、「仕事を休んでハワイ旅行なんかラッキーすぎる!(自費だけど)」くらいに思っていたのですが、現地で目にした光景に感情を揺さぶられました。

姉がめちゃくちゃ幸せそうだったんです。

いや、当たり前のことです。当たり前のことなんですけど、めちゃくちゃ眩しかったんです。

ぼくにとっての姉は、口うるさい先輩であると同時に性別を超越した存在。いつもぼくを気にかけてくれる人で、優しかったんですよ。ときには激しく虐められたりもしたけれど、ぼくは元気です。

「家族」が他人事ではなくなった

それまでは友人の結婚式に参加しても、どこか他人事でした。

人の結婚式を「自分の人生とは無関係のイベント」くらいに思っていたのですが、姉の結婚式にはすべての瞬間を目に焼き付ける姿勢で臨んでいました。

白いベールに包まれた姉の表情は、決して綺麗だとは言えません(ごめん)が、幸福な人だけが発する艶があって、眩しい。そして結婚式恒例の「病めるときも、健やかなときも・・・」の宣誓が行われたとき、姉が涙を拭きながら「イエス」と言いました。

関西人の母親が「あの子、なんか泣いてるで〜」と笑う横で、ぼくは涙したんです。泣く予定はありませんでした。でも、姉の宣誓を聞いた瞬間に今までの思い出が蘇り、それと同時に「別の苗字になる」という事実に寂しさを覚えました。

その後、結婚を身近なものにしてくれた姉が離婚して、今度は「家族の大切さ」を刺激的な形で教えてくれたのはここだけの秘密です。今は再婚して幸せそうですよ。

一生独身宣言の2年後に結婚

姉のハワイ挙式から2年が経った頃、ぼくは4年ほど付き合った女性と結婚しました。

一生独身宣言をしていた自分が、結婚するのは予想外です。妻から急かされたわけでもなく、ご両親から迫られたわけでもなく、デキちゃった結婚でもありません。

それまでは無関係だと思っていた「大切な人に添い遂げる覚悟」が、姉の挙式によって身近なものになったんでしょうね。語弊があるかもしれませんが、「姉にもできるなら、自分にもできる」と感じたのだと思います。

「もう会わない方がいいと思わない?」そんなセリフで終わらせてきた恋愛とは違い、結婚までの道のりは自分の意志で決定していきました。ご両親への挨拶、親族の顔合わせ、挙式のプラン、新婚旅行、生命保険・医療保険の準備を次々とこなしたんです。

雑な性格がウソみたい。

「一家の大黒柱」はじめました。

ぼくは恋愛や結婚を指南できる人間ではありませんが、今で結婚7年目、子供もいます。

家族をもつって良いものですよ。一家の大黒柱として仕事という猟場に出る。柱の中身がスカスカだったとしても、それはそれでまぁ良いじゃないか。

「最短2日」の恋愛をしていた時代は、デートに3時間遅刻するのが当たり前でしたが、今では毎朝5〜6時に起きて、ちゃんと仕事をしているのですから。

もちろん大変なこともいっぱいありますよ。

とくに子供ができたら眠れない夜が続きます。家事と育児のストレスを溜め込んだとしても、優しく微笑まなきゃいけないときだってある。まるで会社組織みたいですけど、家族にはコスパじゃ測れない何かがあるんじゃないですかね。

姉の結婚によって、家族をもつことが身近になりました。姉の離婚によって、家族の大切さが身にしみました。大変な思いをしたとしても、ときには遠回りしたとしても、家族と向き合う姿勢だけは持っていたいです。

ぼくの恋愛の最長記録は6ヶ月ですから、結婚生活ではその記録を毎秒更新しています。毎日がボーナスみたいなものですね。

やべ、もっと仕事しなきゃ。

著者プロフィール

kobayashi100

小林敏徳(トシノリ)

Twitte:@enrique5581
日本と世界で文章を書き、化粧品の企画をしながら、遊んで暮らしています。ミラクリkakeruノマド的節約術THE LANCERなどで執筆中。


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