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車が水没した場合、保険で修理できる?


最近増えている台風被害やゲリラ豪雨など、車が冠水している様子をニュースで見かけることがあります。水没した後、修理の費用はどうなるのでしょう。保険でカバーできるのでしょうか。

このような損害に対し、契約している自動車保険が使える可能性があります。対応できるのは「車両保険」です。
自動車保険には、事故を起こしたときの「対人・対物」の補償と、車に乗っている人が死傷した場合の「傷害」の補償、そして事故で車が壊れた場合の「車両」についての補償があります。

「車両」の補償を付けていれば、水没した車の修理代金が出る可能性があります。ただし車両保険も、現段階での車の価値分となりますので、補償の金額は年々下がっていきます。車両の補償を自分が付けているかどうか、補償の金額はいくらになっているか確認しておきましょう。

台風やゲリラ豪雨による車の水没・損傷の例

  • 暴風により物が飛んできて車に傷がついた。
  • 暴ガード下の冠水で水没した。
  • 暴機械式駐車場ごと水没した。
  • 暴豪雨による土砂崩れに巻き込まれた。

修理する場合

車両保険を契約している場合は、契約している補償金額が上限となりますが、修理にかかった費用について「車の損害額―免責金額(自己負担額)」が車両保険金として支払われます。

修理不能(全損)の場合

水没したり土砂に埋もれたりした場合など、車の損傷が激しいときは「全損」となることも少なくありません。全損となった場合は免責金額は引かれず「車両保険額の全額」が支払われます。

水没損害の目安

水没した時は車の損害はとても大きく、電気系統のトラブルや腐食、吸気系のトラブルなどが起きる可能性があり、かなり大規模な部品交換も考えられます。どこまで水に浸かったかによって修理もずいぶん変わってきます。あくまでも契約している車両保険の金額が上限になりますが、支払われる保険金の目安は以下の通りです。

◎シートの「上」まで水に浸かった場合

50万円~車両保険金100%(全損)の可能性

◎シートの「下」まで水に浸かった場合

25万円~車両保険90%程の可能性

◎「フロアーカーペットまで」水に浸かった場合

5万円~車両保険80%程の可能性

ケガをした場合は

車の損害だけでなく、乗っていた人がケガをしてしまう場合もあります。「人身傷害保険」や「搭乗者傷害特約」などケガの補償を付けている場合は、水没から脱出する際にケガをしてしまった場合など支払いの対象となります。

保険を使うと等級が下がる?

保険を使うと等級が下がってしまう、次に更新するときに保険料が高くなってしまうという場合があります。人に損害を与えてしまった場合などの一般的な交通事故では、保険を使うと等級が3等級下がります。
しかし水没車の件で保険を使った時、下がるのは1等級のみ。次の更新の時、1年間のみ「事故あり係数」の保険料が適用されてその後は通常の保険料に戻ります。

また、ケガをした時に支払い対象となる「人身傷害保険」や「搭乗者傷害特約」については、それらの保険のみ使った場合は、損害の原因にかかわらず「ノーカウント事故」となり、保険を使ってもそれだけでは保険料に影響はありません。

水害の際に注意したい“補償されないケース”

すでに発生していた土砂崩れの現場に遭遇し、土砂につっこんでしまった場合は、車両保険の契約範囲によっては補償されない場合があります。一般的に、保険料を抑えた範囲で車両保険を契約している場合などです。損害が発生した時は保険会社に確認しましょう。

また、地震にかかわる損害についても補償の対象外となります。台風や高潮による水没とは異なり、地震や津波による車の水没は、車両保険の補償の対象外となっています。

さいごに

水害に遭いそうになったら走行を中止し、身の安全を図るのが第一です。
水害は後から水かさが増したり、波になって押し寄せてくるなどの被害拡大も考えられます。エンジンを切り、カギと車検証を持って脱出することを第一に。その後の事は保険会社に相談する、と割り切って避難しましょう。


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