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「生命保険料控除」を賢く利用して節税しよう!


実はある!契約者が得をする保険

冒頭から断言しますが、あらゆる金融商品の中に得なものなどありません。そもそも金融商品というものは、その時の価値や将来に見込まれる価値を表す利率に応じて取引されるもので、損得を考える性質のものでは本来ないのです。
ましてや保険商品は、万一の備えとしては右に出るものはありませんが、契約者が得をするものなどありません。保険のしくみは契約者から集めた保険料を、事由に該当したごく少数に保険金として支払うというもの。この時点でプラスマイナスゼロです。しかし、販売員の人件費など保険会社の取り分も考えなければなりません。これは一般的に保険料の約3割と言われています。ですから、いくら返戻率が100%を超えていても、保険を契約するとトータルで見れば損と考えた方が良いです。
しかし、実は政府の施策があれば話は別。税制度をうまく活用することによって、「保険で得をする」ということもあるのです!

生命保険料控除とは?

平成24年に改正された生命保険料控除の制度では、「生命保険」「介護医療保険」「個人年金保険」の3種の保険それぞれの年間支払保険料に応じて、所得控除の額を設定しています。

年間の支払保険料など 控除額
2万円以下 支払保険料の全額
2万円超4万円以下 支払保険料×1/2+1万円
4万円超8万円以下 支払保険料×1/4+2万円
8万円超 一律4万円

ようするに、年間8万円以上保険料を支払うと、所得から4万円が差し引かれる(控除される)ということです。所得税は累進課税ですので実際の節税額は人によって異なりますが、一般的な収入として所得税率10%を考えると、8万円以上の保険料支払いで4000円が節税できるということになります。
しかも、これが3種の保険それぞれに適用されるので、所得控除は合計最大12万円。所得税率10%なら、毎年1万2000円が節税できるのです!平成24年の制度改正によって、この合計最大控除額は10万円から12万円に引き上げられています。政府としても、国民の家計を援助する必要をより感じているということでしょうか。

所得税だけじゃない!

しかも、所得控除は所得税だけに適用されるのではありません。地方自治体に納める住民税も、所得控除の対象になります。こちらは合計最大7万円が控除。一般的な収入の場合、住民税は10%の税率が適用される自治体がほとんどです。ですので、こちらも毎年7000円が節税できることになります。
ということは、所得税と住民税を合計すると、保険料控除による節税額は1万2000円+7000円=2万1000円にもなります!何度も繰り返しますが、この金額が毎年節税できるのです。(注意:実際の節税額は収入や居住地域によって異なります!詳細はプロに相談しましょう)

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生命保険料控除を利用して資産形成もできる!

節税できると言ったって、万一のための保険なのだから、結局払いっぱなしじゃあ意味がない!とお考えの方もいるかもしれません。しかし、それは早計です。
前述のように、生命保険料控除は「生命保険」「介護医療保険」「個人年金保険」の3種の保険について適用されます。この中でも「生命保険」の終身タイプや「個人年金保険」は貯蓄性のある保険で、一定期間経過後には受取金額が総支払保険料額を上回ります。
例えば「個人年金保険」の場合、30歳で契約し60歳保険料支払満了・60~70歳の10年間年金を受けとるとすると、年金額の合計は総支払保険料の120%程度となる商品が多いようです。これだけだと年利に換算するとたいした利回りではありませんが、年間8万円の保険料で4000円がバックされると考えると、これだけで年間利回りは5%。複利ではなく単利であることは置いておいても、メガバンクの定期預金金利が0.02~0.03%の時代です。驚異的な利回りであることは間違いないでしょう。

満期前の解約に注意

ただし、この「生命保険」と「個人年金保険」。途中解約すると元本割れするという欠点があることに注意が必要です。保険自体が元本割れしてしまうと、いくら節税できてもトータルで損になる可能性があります。
ここはやはり政府の方針に従って、本当に必要な保険を、控除を活用しながら購入するのがよさそうです。


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